道北バス - 1.概要 -

道北バス 概要

道北バスは,旭川市に本社を構える,路線バス・都市間高速バス・貸切バス事業を展開する事業者です.
前身は,1944年の戦時統合により誕生した道北乗合自動車.
再分割や再統合等を経て,現在の体制が出来上がりました.
現在の社名「道北バス株式会社」へと改称されたのは,1962年のことです.

現在の本社は,旭川市近文に車庫と整備工場を併設する形で置かれています.
その他,車両は名寄・上川の各営業所,及び美瑛・紋別の各車庫に配置され,運行の拠点となっています.
以前は,北広島市内にも営業所を開設,貸切バス運行の拠点としていましたが,現在は閉鎖されています.

路線・貸切合わせ約170台の車両が在籍しており,同じ市内の旭川電気軌道と共に旭川市内路線バス網を担っています.
以前より,移籍車導入による車両更新に積極的で,多種多様な車両が見られることも特徴です.

2002年よりジェイ・アール北海道バス深名線の運行管理を受託.
車両の整備・検査も受託しているため,時折,本社整備工場で整備を行なっている光景を見ることができます.

一般路線バス

旭川市を中心とした路線網を持つ道北バス.
同じ市内の事業者である旭川電気軌道とは,概ね地区別に棲み分けがなされています.
また,路線も市内近郊・郊外・留萌線・都市間線に大別することができ.それぞれに見合った車両選定がされています.

中長距離路線(郊外線)

当サイトでは,1番:(急行)名寄線,2番:(普通)名寄線,39番:白金線,40番:美瑛線,42番:美瑛白金線,81番:旭川層雲峡線,83番:上川層雲峡線の7路線を「中長距離路線(郊外線)」として扱っています.
これら路線では,走行距離や路線の性質の都合,市内線とは使用車両が区別されており,一つの特徴となっています.

市内近郊路線

先述の中長距離路線以外の,旭川市内または近郊地域を走る路線を「市内近郊線」として扱います.
系統によっては中長距離路線と同等以上の距離を走るものもありますが,基本的に比較的短い距離を走る路線です.

56番 留萌線

沿岸バスとの共同運行により,旭川駅前と留萌十字街間を結ぶ路線です.
都市間車とほぼ同等の車両が使用されているため,都市間路線に分類される場合もありますが,あくまでも一般路線バスの扱いとなっています.
しかしながら,ハイデッカー車が運用されている特殊性故,他の路線とは一括りにすることが難しい路線です.

都市間路線

旭川市を中心に,各地に向けて都市間バスを運行しています.
最も長距離となるサンライズ旭川・釧路号は,約7時間かけて一般国道を走る,長大路線となっています.

共同運行事業者(2017.04現在/五十音順)

この他,市内イベント等では,同じ市内の旭川電気軌道と共にシャトルバスの運行を担うことがあります.

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