道北バス - 3.装備 -

運賃収受系

道北バスでは,1999年に磁気カード式乗車券システムを導入しています.
同時に,道内では初となるICカード式乗車券も導入され,関連する車載機器が搭載されるようになりました.

運賃箱

道北バス 運賃箱31

運賃箱(レシップ/型式不明)

2014年12月のシステム更新まで使用されていたタイプ.
三陽電機(現レシップ)製の運賃箱です.
要のICリーダーの他,磁気リーダーや自動計数機を備えています.
磁気リーダー部が大きく張り出しているのが特徴です.また,この部分は移動が可能で,一部通路幅の狭い車両では,運転席直後に移設されている例もありました.


運賃表

道北バス 運賃表(近郊)32

近郊運賃表(レシップ)

近郊路線車,及び一部の都市間車が装備している40区間タイプです.
停名表示は横書き.整理券は1番から発行され,始発でも整理券の受け取りが必要です.


道北バス 運賃表(郊外)33

郊外運賃表(レシップ)

中長距離路線車が装備している60区間タイプです.
停名表示は縦書なのは,多区間の運賃表ではよく見られる仕様です.
右下には系統番号と区間番号が表示され,他の機器類と連動し表示がその都度変わっていきます.


中ドア機器類

道北バス 中ドア磁気リーダー34

中扉磁気リーダー

中乗り車が装備する中扉用磁気リーダー.
お馴染みレシップ製のものを装備しています.
なお,トップドア車では運賃箱が乗車リーダー機能を持つため,独立した磁気リーダーは備えていません.


道北バス 中ドアICリーダー35

中扉ICリーダー

ICリーダーも山陽製が採用されています.
最近主流のタイプと比較し,幅が大きく,最大厚が薄く,平べったい印象です.
2014年のシステム更新により姿を消しました.
なお,トップドア車でも同様のものが前扉付近に取り付けられます.


道北バス 整理券発行機36

整理券発行機

整理券発行機もごく一般的なものが使用されています.
山陽製のサーマル式です.


旅客案内系

行先表示器

道北バス 前面行先表示器(LED)37

前面行先表示器(LED式)

現在,近郊車のほぼ全車がLED式行先表示器を装備しています.
巻取式表示器が姿を消したのは2010年頃のことです.


道北バス 前面行先表示器(幕)38

前面行先表示器(巻取式)

使用コマ数が比較的少ない中長距離車や特定車では,現在も巻取式が現役です.
一部,ロールが新調された車両も存在しています.


道北バス 都市間サボ39

都市間サボ

都市間路線では,LED車以外ではサボを用いた案内が行われるため,路線ごとに用意されたボードを差し込み,使用しています.


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